「この世から消し去りたいのは、自我」

最近、日記をちっとも更新できないのですが・・・、そして、日記を久々に更新すると、「ですます」調になってしまいます。日記とも心理的距離が出来て他人行儀に!!

なぜ、更新できないかというと・・・、まず、第一に、めんどくさがり。第二に、自分の日常に価値を見出せないという自意識過剰な考えすぎ。私という一人称から出てくる全ての言葉が、無意味に思えてしまうのです。
そんな私にも、日記をチェックしてくれる、数少ないお友だちがいるのに、いちいちウザイ発言をしてしまって、ほんとうにごめんなさい。「日記、楽しみにしてるのに」とかいってもらりすると、相当うれしがってます。ほんと精神年齢低いな〜って思います。

土曜日に、バレエの練習をきりあげて、汗ばんだまま、素樹文生さんのサイン会にいってきました。
紀伊国屋書店で、サイン会告知のための独特のアクセントのアナウンスがながれたとき、ひとり、サイン会会場へ向かっている途中だったのですが、ちとモジモジしてしまいました。とくに、「『ようこそ鬱の世界へ−イケナイ宝箱』の発売を記念して・・・」あたりが。まるでテーマパークの接客で使う「ようこそ」みたいに聞こえたのです。

「この世から消し去りたいのは、自我」という言葉が、『ようこそ鬱の世界へ−イケナイ宝箱』の冒頭に出てきて、それは、自分の中では、もう、飽き飽きしてきたくらい長いお付き合いなのですが、その状態って、まだまだ、「ドン底」ではないらしいです。まあ、たしかに。
「タバコを指先にはさんだ姿勢のまま、知らない間に8時間経過していた」なんて、かなり壮絶です。

私は、中途半端な自我にがんじがらめになって、日記が更新できない人間ですが、その日は、トークショーの間や、そのあと、「人の魅力」について、ごちゃごちゃと考えてしまいました。しかし、結局のところ、自分の価値は、自分で上げないといけないなぁって当たり前のことを思いなおしました。
素樹文生さんや、サイン会にきてたお知り合いの方々は、とても魅力にあふれた人たちで、お会いできてよかったです。