菊のお軸
9月9日は重陽の節句。
重陽の節句とは、縁起のよい奇数は陽、偶数は陰とされていて、陽のなかで一番数の大きい9が重なった日が9月9日なので「重陽の節句」というそうだ。
初お茶のお稽古見学でならった。茶道・・・奥が深い。
一挙手一投足、全ての動きに意味がある。指先にいたるまで。
全ては、礼をつくすため。
覚えることが多すぎて、忘れそうなのでメモメモ(間違ってるかも)。
正座は、右足の親指を左足の親指に重ね、ひざはこぶし一つ分開くとラク。
おじぎをするときは、足のつけ根からまげる。あごをひいて、顔を下げすぎない。手をすべりこませて床につく。手は小指に力を入れて、指を閉じていなくてはいけない。
真のおじぎ:一番丁寧なおじぎで、手を全て床につける
行のおじぎ:手の半分くらいを床につける
宗(?)のおじぎ:指先だけを床につける
座るときは、畳の14目のところにひざをおく。扇子は1目(か2目・・忘れた)。
左は陽。右は陰。
なぜなら、左右を東西南北に置き換えたときに、太陽は、東(左)からのぼり西(右)へ沈むから。
掛け軸のことを「お軸」とお呼びになっていた。まあ、お上品。
しかししかし、、、お茶の一番美しい姿勢は、クラシックバレエのポールドブラそのもの! 指先への緊張などバレエで注意されることと一緒だった。洋の東西を問わず、美の追求の道では、全てがつながっているのだわ。
嗚呼、お稽古ごとって、お金がかかる・・・。