★キティマジック★

笑うキティー

ハローキティ誕生30周年記念展 KITTY EX.(キティ・エックス)に行ったら、まんまとキティマジックにかかってしまい、キティーグッズを買ってしまった。そして、キティーバックで通勤。
はじめて好きになったサンリオキャラクターは、どちらかというと、キキララだったかも。ピンクとか淡い色のほうを好んだせいもあるけど、なぜだか、キティーをみていると胸がいたかった。孤独でさびしげに感じられた記憶がある。キキララもよくみるとちょっとこわいけど、あんまりさびしくないのだ。カップルだし。
KITTY EX.(キティ・エックス)をみていたら、なぜそう感じていたのか、なんとなく分かった。キティーには、兄弟がいない(たぶん)。家族はいるけど、ぬいぐるみやりんごにかこまれていても、同等の存在がいない。それに、キティーには、口がない。何かしゃべってる図を想像できないのだ。静かでかわいらしくて、痛々しい。キティーはせつない。

小学校1年生のときに、遊んでいたら、キティーの小銭入れを落としたことがある。500円札とか入っていて、トータルで、600円弱の大金が入っていたのだ。家に帰って、財布をおとしたことに気付いて、遊んでいた場所まで探しに行ったら、そこには、正方形のメモの切れ端がおいてあった。四隅には小石がおいてあるという律儀さ。赤い色鉛筆で「ここに落ちていたキティーちゃんのおさいふは、交番にとどけました」と書いてあった。それで、初めて、交番に行った。
いい話だなぁ。