文通

友達から手紙が来た。2通目。

手紙を読んで、色々考えて、返事を書いていたら、子どもみたいにわんわん泣いてしまった。嗚咽とかでなくて、泣きじゃくるみたいな泣き方も、まだ出来たんだということがおかしかった。

友達の「今までにないくらい好きになってしまった」人のこと、苦しいことを読んで、どういうことを書いたら元気付けられるだろうと考えたけれど、分からない。「他にいい人がいるよ」っていう言葉でないことは確かだ。それで、過去に好きだった人の結婚を、心からよかったと思えるようになったことを書いた。(大学時代以降に好きだった人はみんな結婚してしまった)
汚い字の手紙で、うまく伝わるのか分からないけれど、たとえ、好きな人にとって自分が必要じゃなかったとしても、どんなに傷ついても、苦しみを伴っても、「好き」という気持ちをもてたことは、それだけで奇跡的で、幸せなことだと思う(思えるようになった)。
男の人がずるいとか、ひどいとか、いくらでも言うことはできるし、実際そうかもしれないし、その事実に目をつむるのもよくないけど、きっと友達はそんなこと言われても救われないと思う。
「好き」をいっぱい味わいましょう。それで、自分を大切に。

なんだか、恋愛とかだけじゃなく「好き」という気持ちをくれた全ての人に感謝したくなった。みんな幸せになりますように。友達も、私も、世界中。

なんて、たまには思ったりする。・・・泣ける。