星をみるの巻

夜道

旅行のあと、なぜか、いつもウツに入ってしまう。旅行中のテンションの高さと楽しさを一気にチャラにするような暗雲がおとずれるのはなぜ??

宮古島で、すばらしかったことの一つは、星。星がいっぱい。天の河がちゃんと河になってみえるのだ。大感激!!!
小さな流れ星をいっぱい見た気がするのだけど、何しろ乱視でガチャ眼なので、確信がもてない。視界がぶれているだけなんじゃないかと。
「あ!」という声を一緒にみている友人たちと同時に、あげたときは、自分以外の人も同じものを見たんだと納得できてうれしかった。それでも一瞬なので、願い事を3回、言語化して意識するのは無理。「流れ星をみながら願い事を3回唱えるとかなう」って誰が言い出したんだろ。絶対無理じゃん!

宇宙は膨張している。星はどんどん遠ざかっているのだ。そして、遠くの宇宙ほどはやいスピードで遠ざかっている。その遠ざかり方を追っていくと、そのうち、光と同じ速度で遠ざかるところにいきつく。宇宙には光より早いものはないから、宇宙の果てとは、すなわち、光速で膨張している宇宙である。

・・・という豆知識を披露したりしてみた。高校の地学の授業できいた。ジュラ紀白亜紀も星の一生の知識も今となってはあやふやだけど、このハナシだけは、アタマがショートしそうな衝撃をうけて、今だってそのことを考えるとパニックだ。いったい宇宙ってなんなの?! 宇宙の外側って何?? 

点滅しているような星の光は、何年も前に放った光であって、それは自分が生まれる前かもしれず、そして、宇宙は膨張しているのだー!!!
星見てたら、毛穴が少し開いて身体が軽くなった気がした。飛べそう・・・と思ったりもした。