なにかおもしろいこと

なにかおもしろいことないかなぁと、考えてもみつからないし、嗚呼困った困った。
私は常々、「子どもうみたいし、結婚したい」という願望が強い人だったはずだが、今はもう、さっさとあがりたい。アレ、早く終わらないあ、何もかも。イライラし、大袈裟にかなしくなり、暴飲暴食したり、痛みに転げまわりたくなり、だるくなる。かわりばえのしない不安定さ。うっとうしいんだよね。本当に。

それにしても、狭いエレベーターに乗り合わせた幸せそうな若いカップルの女の子は、赤の他人の私なんかにも、とても愛想がよかった。あなたは単体でもそんなに愛想がいいのですか?と問いたくなるほどに。ボタンくらい自分で押せるんですけどね。すばらしい。幸せ力ばんざい。それにしても、あつくるしい、わかれてしまえ、と思ってしまったのも、アレのせいだとおもう。はやく、あがりたい。本当に。

本屋を徘徊してたら、三谷幸喜はおもしろいなぁと思った。
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あと、太田光は高校生のとき、友達がいなくて休み時間がヒマだったので、机につっぷして幽体離脱の空想をしていたそうな。机の上につっぷしている体から自分が抜け出て、雲の上に浮かんでる空想。
ナイス。それ、いただき! あらゆる身体的なものから自由になる空想なんて今の自分にうってつけだって思ったのだけど、だめだった。やっぱり、雲の上に浮かんでいる空想だけでは全然気持ちよくなれない。ぜいたくになったものだ。(太田光天下御免の向こう見ず』より)