おひとりさま

smirnoff_ice2005-05-23

SEX AND THE CITYを全巻かりていて、じわじわみている。
(去年、三十路をむかえる前に、30代のNY独身女性たちのリアル(?)をみておこうと思っていた。)

そしたら、やっぱりおもしろい。洋の東西を問わず、恋の悩みは一緒なのですね。(ちょっと、やりすぎだけど・・・)
それにきている服がとってもかわいい。それだけでも楽しい(すごい露出だけど)。ついつい影響された買い物をしてしまう。
シーズン4で、主人公のキャリーが、幸せいっぱいの状態で、完璧な恋人にプロポーズされたにもかかわらず、結婚恐怖症というか、永遠の束縛が怖いみたいなよくわからない状態になり、プロポーズを断って別れてしまうというところまでみた。
もーー。キャリー、なにやってんの?! なにがしたいの? 案の定、別れた後はいいことなし。住んでいたアパートが分譲になり、部屋を買うにもローンが組めず。そりゃ、ここで、結婚して幸せになりました、じゃドラマ終わっちゃうから、続けるための話の展開なんだろうけどさ。


そんなキャリーとは関係なく(たぶん)、土曜の朝から、何かものすごい焦りのようなものが襲ってきて、休日、いつものようにバレエにいって、いつものように気持ちのよい汗をかき、シャワーをあびて、心地のよい疲労とともに昼寝をして終わってしまうようではだめだと思った。平日は平日で、ギリギリに会社にいって、もっと早く帰るはずなのに遅くなり、やろうと思っていた掃除と洗濯が出来ず、メイクしたまま、電気つけたまま、歯もみがかないまま寝てしまい、起きたら午前3時ということもたまにある。とにかく大波に流されるように過ぎてしまう毎日。こんなことを繰り替えしていてはだめだ。何かしなくちゃ。いつもとちがうことを・・・。
そしてけっきょく、なんのことはない散歩。ただし、目的地を決めない散歩。途中でおなかがすいて、食べたことないゴハン食べようと思った。店員さんが注文を取りに来るようなお店にひとりではいるのは、少し抵抗がある。もちろん、入れるし、ラーメン屋だって松屋だってひとりで入るんだけど、ものすごいテンション低いときは出来ない。注文するときに店員さんと目を合わせない。

どういうお店に入るかは重要だ。そして、それなりに吟味して入ったお店は、9人中5人が女性のおひとりさまだった。いいかんじの無関心。いいかんじの居心地のよさ。あたり! このままずーっと、一生ひとりっていう可能性だって、当然のようにあるんだし・・・。とかなんとか考えつつ、本読みつつ、のんびりゴハン食べつつ、お茶のみつつ。それはとても気ままな時間。